スーパードルフィー リボンの騎士 記念インタビュー
今なお愛される不朽の名作☆日本ストーリー少女漫画 第一号 手塚治虫の『リボンの騎士』が1953年(昭和28年)発表より70周年を迎えます。
『リボンの騎士』連載開始70周年を記念して、多くのご要望をいただいたスーパードルフィー サファイアが再登場!
フランツ王子に恋するサファイアも同時発売いたします。
商品の開発に携わったクリエイターから、隠れたこだわりや見どころをご紹介します。
造形村メイクアーティスト・Ciera(シエラ)
記念インタビュー
聞き手:ドール企画室
<造形村メイクアーティスト紹介>
Ciera(シエラ)
造形村メイクアップチーム所属。
代表作は「想いでの街、原宿」SD女の子 リーゼロッテ Galerie de l’esprit 2021 秋冬Ver.など
サファイアや本当は優しい女の子だけど、男の子として育てられています。
自分を閉じこめているような、神秘的な雰囲気を表現しました。
王子姿の時は、カールした短い黒髪がとても魅力的です。
眉毛は髪色と同じ黒ではなく、ブラウンとピンクグレーの色できりっとした形にしました。
男の子っぽくなりすぎず、どんな髪色にも似合います。
アイメイクは、少女マンガの憧れの大きな瞳を再現するため、下まつげを長く描いて、もともとの造形よりも目が大きく見えるようにしました。
まぶた側の上まつげも描いています。
サファイアの大きな瞳はとても可愛いですよね。
リップメイクの色はとても悩みました。少し赤い色を入れて、愛らしく仕上がったと思います。
チークはメイクをしているような感じではなく、血色の良い頬として表現しました。
サファイアの乙女心を表現するため、いろいろな表情に見えるようにメイクしました。
凛々しいだけでなく、戸惑うような表情にも見えます。
どのようなお洋服も着こなせるメイクですので、ぜひ着せ替えをお楽しみください。
─ サファイアのもう一つの姿である「あま色の髪の乙女Ver.」も、とても可愛いですね。王子姿のメイクと、どんな風に違いを表現したのでしょうか。
前髪に隠れていますが、眉が優しく下がった形になっています。
眉は、ドールメイクの中で最も感情を表す部位ですね。
王子姿のサファイアは少し戸惑うような表情ですが、あま色の髪の乙女のサファイアは、本当の自分になったという自信を表現しました。
髪色に合わせて、眉の色もオレンジベージュです。
メイクが濃くなりすぎないように注意しながら、まぶたに少しアイシャドウも入れました。
チークもしっかりメイクをしている色になっています。
白い下まつげを描いて、マンガのキラキラしたハイライトを再現しています。
サファイアがお姫様のドレスを着たり、いつもと違う自分を演出するためにお化粧をしたときの嬉しい気持ちを想像して、メイク表現をしました。
特にリップメイクは、愛らしい少女を表現するため、表情豊かに仕上げました。
リップラインを少し大きめにとっています。
「リボンの騎士」が連載されていた当時の少女たちが憧れたメイクを学びました。
瞳がキラキラしていて、まつげが長くて…そんな憧れと、最新のスーパードルフィーのメイクを、どちらも取り入れることができたと思います。
「リボンの騎士」をずっと愛しているファンの方にも、新しい世代のファンの方にも、ぜひお喜びいただけますように願っています。
ー Ciera(シエラ)
※本ブログの
「SDGr女の子 サファイア」
「SDGr女の子 サファイア あま色の髪の乙女Ver.」
の画像はサンプルを撮影したものです。
スーパードルフィーのメイク(塗装)は、一つ一つ手作業にて施しておりますため、実際の商品と多少異なります。
(ドール企画室)
©Tezuka Productions